Lucky13(ラッキーサーティーン)

ああ、君の背負うすべてに 惚れました
弱さは力さ 僕のことを信じて
 Lucky13「12月の雨」(作詞・作曲 中瀬至)

どっかのサイトで試聴したけど、大して好きじゃなかった。
誰かが「オススメ!」って言ってたけど私はパスだな、って思ってた。
それなのにねー…まさかこんなにハマるとは思いませんでした。
あああああ、出来ることなら明日にでもライブ観たい。
明日にでも彼らの音を聴きたいし、明日にでも彼らに会いたい。

最初聴いたとき、声ばっかり高くて乱暴な歌い方だ、と感じました。
張り上げりゃあいいとかそれでちゃんと音さえ出ればいいとか思ってんじゃないの?と。

でもねー、違うんですよ。
確かにアーティストとして演奏も歌も上手いほうだとはいえない。
けれど感情の糸を紡ぎ出すvo.中瀬の歌に、聴衆の心は絡め取られてしまうんです。
Gt.栄次郎の全身で奏でるギターに、Ba.村田のコーラスに、
聴き入ってしまう。身体が動き出してしまう。思わず涙してしまう。
一曲一曲が他人事ではなくなってしまって、どうしようもなくいとおしくなるんです。

Lucky13の魅力は歌詞にもあると思います。
中瀬至はヴォーカリストである以前に、優れたソングライターでもあります。
難しい言葉を使うわけではなく、口からこぼれた言葉をそのまま歌詞に。
だからこそ胸に染み入るような歌詞が生まれるのでしょう。

たとえば「君が僕の本物じゃなかったら」なんて考えることは罪ですか
それも曇りなき言葉です
黄色い電車のホーム 出会いが奇跡なら 君は僕を忘れるでしょ?
でもね欲しいんだ 永遠のわけを
 Lucky13「奇跡について」(作詞・作曲 中瀬至)

2004年暮れ、アニことDs.熊坂隆が脱退しました。
少なからずファンの間にも衝撃が走ったのは事実ですが、
そんなことで終わるバンドじゃないことはファンがよーく知っています。
お兄ちゃんはお兄ちゃんで社会に出て戦うことを決めたんです。
それでいてLucky13が戦わないでどうする!っちゅー話ですよ。

Lucky13はこれからもいろんな感情を届けてくれるはずです。
それが楽しみで私はまた、Lucky13を応援してしまうわけです。

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